ELEPLAN

Building Information Modeling

長い間、設計図は「描くもの」として考えられてきました。

これからもその考えは根底にありますが、現在ではBIMの登場により一本一本の線に情報を持たせ、管理することが可能になりました。

弊社では、この情報を活用し、設計業務の省力化と新たな建物価値の創造を目指してまいります。

ELEPLANの現在地(2025年7月)


Autodesk社「Revit2024」を活用し、最大3名体制でBIMを設計業務の1ツールとして導入する計画です。

下記に各業務カテゴリーごとの対応可能な範囲や強みについての説明とその進捗状況を示します。

60%

モデリング

我々は最初に意匠モデルの作り方の理解から始めています。

なぜなら、設備設計は多様な意匠モデルをベースにして進めていくため、モデルの作られ方・くせを理解することが不可欠だからです。

30%

標準化

3Dモデルは2Dを凌ぐ情報量。だからこそ「設定・抽出・整理」の標準化が必須です。

  • パラメータの必須項目・命名規則
  • ファミリ/カテゴリの分類と使用ルール
  • プロジェクトブラウザ/ビュー・タイプの設定
  • ファイル変換・取込み・参照のルール
  • などを定めていくことでモデル品質の安定と作成スピードの向上を実現します。

    20%

    作図手法

    単一プロジェクトで2D CAD、BIMの併用は行わず、BIMプロジェクトにおいては基本設計から実施設計に至るまで全てBIMで行います。

    これにより、整合性の確保・変更追従性の向上・運用コストの低減を実現します。

    30%

    データマネジメント

    BIMの強みはモデルに多様なパラメータを載せられることです。

    ELEPLANではこのデータを起点に設計効率を高めることを目指します。

    手入力→手反映だった電気技術計算を自動連携に置き換え、属人化を減らし図面品質を安定・向上させます。

    [現在]電気計算webアプリの作成中(来年より実務検証開始予定)

    [2026年夏]Revitとの連携方法の検討・開発

    [2026年冬]Revitとの連携の実務検証開始

    [2027年春]社内本格運用開始

    5%

    実務経験

    ELEPLANではBIMを用いた業務はまだ行っていませんが、現在3物件への導入を今秋より開始予定です。